24時間気象情報を配信しているネット番組「ウェザーニュースLiVE」。ウェザーニュースLiVEの魅力の1つは、視聴者参加型の番組であることです。
※ウェザーニュースLiVEの魅力についてまとめた記事は以下をご覧ください。
そして私たちが送ったウェザーリポートが番組内で紹介されることも、特色の1つとなっています。自分が送ったリポートが番組が紹介されると誰しも嬉しいものですね。
ただ、”送っても全然採用されない”、”採用を意識しすぎて疲れた”と言う声を聞くことがあります。採用を狙うあまり、番組視聴やリポート投稿を止めてしまっては元も子もありません。
今回は私が考える、ウェザーリポートの楽しみ方、そしてウェザーリポートの質を上げて採用を狙う方法をまとめました。
記事の前半はリポーター初心者の人も含め、リポートの楽しみ方全般を書いています。後半では、リポートの質を上げるために行っていることを紹介しています。
私自身もリポーターとなってまだ1年未満ですが、少しずつリポートを送る楽しさと、工夫がわかってきたので、今書き留めておきたいと思います。
ウェザーリポートの楽しみ方とは?
前半は番組視聴とともに、ウェザーリポートを楽しむ方法について書いていきます。
ここでは、リポーター初心者の人も含め、”ウェザーリポートってどうやって楽しんだらいいの?”という疑問に答える内容にしたいと思います。
最初に私たちが送ったウェザーリポートが、どのように使われているか紹介します。その上で、楽しくウェザーリポートを続けるために必要なことを述べていきます。
ウェザーリポートはどのように使われているのか?
”私たちがせっせと送ったウェザーリポートは何に使われているの?”という疑問を持った人がいるかもしれません。まずはウェザーリポートを送る意味を振り返っておきましょう。
ウェザーリポートは、予報精度の向上に貢献しています。
※ウェザーニュースから公式に出されている文章が以下のリンクから見られます。
予報センターでは私たちが送ったウェザーリポートを24時間確認しており、予報を作る上で役立てています。
気象の予報は、現状のデータを用いて先の天気を計算して予測します。そのために、現時点のデータができるだけ多数あることが、正確な予報につながるわけです。
私たちがリポートを送れば送るほど、予報精度を高めることができる、ということですね。
ウェザーリポートを送る楽しさとは?
では私たちがウェザーリポートを送る上での楽しさとは何でしょうか?これについても、ウェザーニュースから下記のリンクに資料が公開されています。
ウェザーニュースからは以下の5つのメリットを紹介しています。
- ポイントがたまる!
- 小型気象観測機をプレゼント!
- いつの間にか天気がわかる!
- 空の神秘!奇跡の瞬間に出会える
- 空でつながるコミュニケーション
まず1.と2.については、リポートを送ってポイントを貯めることで小型気象観測器「WxBeacon2(ウェザービーコン2)」がもらえる、というものです。
2000ポイントを貯めるともらえます。2000ポイントというと多いようにも思えますが、毎日コツコツ送っていれば数か月で達成することができます。
3.や4.は知らず知らずのうちに、気象に興味が湧き、詳しくなっていくというものです。リポートを送る中で、空の読み方や気象現象に興味が湧き、詳しくなっていく人が多いです。
5.はSNSとしてもアプリを楽しめます。各地の空の様子を見ることができ、自分の地域にいながら全国を旅したような気分になれます。
私自身は、お天気に関心を持つようになり、気象の変化を追いかけていくことが楽しさだと感じます。全国のリポーターさんとともに、気象予報を作り上げていくのが楽しいです。
さらに楽しくウェザーリポートを楽しむために
ここまでは公式の資料を中心に、ウェザーリポートの楽しみ方を紹介していきました。ここからはさらにウェザーリポートを楽しむために、筆者が取り組んでいることを書いてみたいと思います。
ウェザーリポートの送り方はとても簡単ですが、いざ送ろうと思うと何をどのように送ったらいいんだろうと思ったことはないでしょうか?
リポートを始めた頃は、2~3日おきにしか送っていませんでした。送る内容も思いつかないので、自然と送るリポート数も少なかったように思います。
筆者は「ウェザーニュースLiVE」で紹介されるリポートを見つにつれて、「私も送ったリポートを紹介してほしいな」と思うようになりました。
そして採用されているリポートを見ていくと、リポートの写真や動画、そしてコメントが上手であることに気づきました。
もちろん、どんなリポートも価値があるものには違いありませんが、どうせ送るならよりクオリティの高いリポートを目指したいと思うようになりました。
採用されるリポート=リポートの質が良い、ことは間違いなさそうなので、定期的な採用を目指してリポートを送るようになりました。
結果的には、2020年3月は38通、4月は42通のリポートを紹介していただきました。
ただしここで注意しなければならないのは、「採用を目指す」だけを目標とすると、結果がついてこない可能性があります。
採用を目指すためには、確かにテクニック的な部分はありますが、本質的には「良いリポートを送る」ことが先にあることを忘れてはいけません。
逆に「質の良いリポートを送る」ことを念頭に置いていれば、たとえ採用のない日があってもリポートを楽しむことができると思います。
ただし楽しみ方は人それぞれです。マイペースにリポートを送りたい、という人はそれぞれのやり方でリポートを送るので良いと思います。
採用を狙うためにリポートの質を上げよう!
これまでリポートの楽しみ方について紹介し、中でもリポートの質を高めることを挙げました。
記事の後半では、リポート採用を狙いながら、リポートの質を上げる方法について書いていきたいと思います。
ここからの内容は、当ブログで過去に書いた記事の続編の位置づけです。そのため、ぜひ下記の記事をご一読いただけると有り難いです。
※ウェザーリポート採用のコツについて書いた過去の記事はこちら
上記の記事では、番組内で紹介のあった「リポート採用率アップへの道」および「裏技」をもとに書いていました。
今回は”リポートの質”を上げるために、リポートを送る際に気にかけること、そしてどんな送り方をするのか、に焦点をあてて紹介していきたいと思います。
”裏技”的な番組の進行を意識したものよりも、正攻法でリポートの質を上げる内容を中心にして書いてみました。
リポート全般、天気、ライフスタイル、の3つに分けて書いていきます。
リポート全般
まずはリポートを送るにあたって、すべてに共通して言えるポイントをまとめてみました。
リポートで何を重視するか?
リポートは写真・動画、そしてコメントの2つのクオリティで決まってくると言えます。たったこの2点だけだからこそ、奥深いとも言えますね。
この2つのどこに力を入れるか、また得意であるかによって、自分のリポートのスタンスが決まってくると考えています。
大きく分けて、「写真・動画のクオリティ重視」「コメント重視」「アイデア重視」の3つがあるように思います。
まずは「写真・動画のクオリティ重視」のリポートは、絶景など”映える”写真を撮ることになります。このタイプは良いカメラが必須になり、写真の技術がある人は得意だと思います。
次いで「コメント重視」は、写真はスマホで撮るにしても、的確にお天気の情報を伝える、またライフスタイルで楽しげな雰囲気を出せる、など文章で伝えるのが得意な人に多いと思います。
最後に「アイデア重視」は、誰も思いつかないものをリポートにしたり、面白いネタを考えたりできる人に多いと思います。
ちなみに筆者はスマホのみで撮影なので、「写真・動画のクオリティ重視」ではなく「コメント重視」タイプです。そして時々「アイデア重視」タイプにもなることがあります。
このようにどれか1つではなく、2つくらいのタイプを使いこなせると、採用が多くなってくるのではないかと思います。
私の中で定番化しているホットケーキの動画は、「アイデア重視」から始まって、「コメント重視」にシフトすることで、”定番化”できたと思っています。
写真・動画の使い分けのポイントは?
写真と動画のどちらで投稿すのか、というのも難しいところです。
一般的に動画を使うタイミングとしては、下記のようなものがあるでしょう。
- 動きのある現象(雨、風など)を撮影する時
- 音のある現象(雨、風、雷など)を撮影する時
- 写真では収まらない大きなもの(広けた空の様子、虹など)を撮影する時
- タイムラプス
逆に写真は、見たままの様子がすぐにわかるので、見た目のインパクトがあるものは写真で伝えるのが良いかと思います。
そして動画については、飛び道具的な使い方もできると思います。
動画はストーリー性を持たせることもできるので、先ほどの「アイデア重視」のリポートでは、動画を使ったパフォーマンス的な動画を投稿することもできます。
そして番組の進行を考えると、ムーンの「動画リポート徹底分析」「イチオシ動画」など動画のコーナーで採用されることを見越して、動画を多めに投稿するのも手です。
これらのコーナーは1日を通じて投稿されたリポートを紹介するので、時間を気にせず送っておくと、採用のチャンスがあります。
私も彩雲が見られると、写真と動画の2種類投稿しておきます。ムーンの「動画リポート徹底分析」「イチオシ動画」どちらでも採用されたことがあります。
「動画リポート徹底分析」
「イチオシ動画」
常に気象・季節を意識したコメントを書く
リポートを送り続けていると、時々どんなリポートを送れば採用されるのか分からなくなってくることがあります。そんな時に筆者が自分に言い聞かせている言葉がこれです。
ウェザーニュースLiVEは気象番組であり、それと関連した季節の変化を伝えています。紹介されるリポートは様々ですが、やはり気象・季節に関連したものが多数となっています。
そう考えれば、送るリポートは気象・季節に関連するものである方が採用されやすいことがわかります。
ただ誰しも空の写真、花の写真などは送っているので、似たようなものを送っても埋もれてしまいます。
そこでライフスタイルなどであっても、気象・季節と関連させられれば、積極的にコメントに入れていくと良いです。そうすると思わぬところで採用となったりすることもあります。
どこで採用されるかわからないので、常に気象・番組を意識したコメントでリポートを組み立てると良いと思います。
筆者の場合は、ランチリポートのつもりで送ったものが、体感に関するコメントを入れていたので、14時からのアフタヌーンで体感の話題で採用されたことがあります。
感覚・ひらめきを大切に!
”事前にリポートネタを考えておこう”というのは、実はあまりおすすめしません。
リポートは、今見えたもの・感じたものを切り取って報告するものだと思っています。だからこそ、”生”の感じがとても重要になってきます。
コメントも、写真や動画を見たままに感じたことを書くのが良いと思います。あまり説明的になり過ぎると理解するのに時間がかかりますので、感覚的に書く方が伝わりやすいです。
そしてリポートのアイデアが急に浮かんでくることがあれば、すぐに送りましょう。変に遠慮はせずに、その時思いついたことをどんどん送ると良いと思います。
ある程度、採用のためには数を送ることも必要だと思います。今は1日に送れるリポート数に制限もないので、面白いと感じたものを次々送ってみましょう。
その際には、小さな変化も見逃さず、アンテナを張り巡らせておくと良いでしょう。気象や季節の変化に関心を持てば、空や足元の植物の変化に自然と目が行くようになると思います。
私も日向ぼっこしている鳩を見かけたので、動画を回してみました。これもひらめいて撮影したのですが、結果として1日に2回紹介されることになりました。
天気
ウェザーリポートの王道だけにリポート数も多いのが、天気リポートです。その中で採用されるためには、やはり質を上げることが大切になってきます。
ここでは天気リポートに絞ったポイントをまとめました。
珍しい画像より、いつもの場所・定点観測で
天気リポートの基本は、「いつもの場所で送る」だと思っています。あまり珍しい場所に行って撮ることはする必要がないでしょう。
この点については、番組内であった「リポート採用率アップへの道」でも取り上げられています。
その理由としては、変化があった場合に、同じ場所で撮影している方が変化が明確だということです。「変化を追跡」などのコーナーなどで、まとめて採用ということも、なくはないようです。
これ以外にも、慣れた場所の方が、手早く空の全体を撮影できる点もあるでしょう。慣れない場所で撮ると、撮った物を確認して撮り直す、など時間がかかってしまう可能性が高いです。
撮影に時間をかけず、コメントを考えることに注力する方が、私は良いと考えます。
珍しい現象は狙い目
リポートはやはり情報として価値の高いものが採用されやすいです。気象の珍しい現象が見られた時は、リポートのチャンスです。
たとえば大雨や雪などの激しい現象、彩雲やハロなど虹色現象がよく番組では取り上げられています。
こうした現象は確かにリポートのポイントではあるのですが、最近はリポーター数も増加し、珍しい現象をリポートする人も増えてきました。
そのため、採用されるためにはアイデアで一工夫する必要が出てきてしまいました。たとえば以下のような工夫をしている人よく見かけます。
- 写真ではなく、あえて動画で投稿する(動きが少しでもある雲などはなお良し)
- 花などと一緒に空の様子を撮影する
- タイムラプスで撮影する
他にもまだまだ工夫の余地はありそうです。自分なりの切り取り方を工夫してみるのも面白いでしょう。
実況はタイミングを合わせて、時間帯を意識しないならクオリティ重視
天気のリポートが紹介されるタイミングとしては、時間帯がある程度決まった「実況の確認」のタイミング、あるいはイブニングやムーンの振り返りで時間帯の決まっていない場合の2つです。
前者については、まず時間帯を把握して送らない限り採用は難しいと考えて良いでしょう。直前に届いたリポートを手早く選んでいると思われるので、タイミングの合わないリポートは不採用となります。
実況の確認のタイミングがある時間を以下の表に示しています。
番組名 | 時間帯 |
モーニング | 5:00 5:30(朝イチリポート) 6:30 7:00 7:30 |
サンシャイン | 8:00 8:30 9:30 10:00 10:30 |
コーヒータイム | 11:00 11:30 12:00 13:00 13:30 |
アフタヌーン | 14:30 15:00 15:30 16:00 16:30 |
イブニング | 17:00 17:30 18:00 19:00 19:30 |
ムーン | 20:00 20:30(今日の夜空) 21:30 22:00 22:30 |
この時間帯の5分前くらいに送られたリポートが採用されやすいようです。細かくみると若干前後するものもあるので、番組をよく見て時間帯を把握しておきましょう。
そして実況については、写真と簡単なコメントで十分です。あまり書き込みすぎるとコメントが長すぎて不採用となってしまうかもしれません。
今の状況をコンパクトに、ポイントを押さえて書くのが良いでしょう。リポートのポイントは番組を見るなどして、天気なのか体感なのか把握しておくようにしましょう。
続いて、実況以外にお天気リポートが採用される可能性がある時間帯の一部を以下に挙げてみました。
- コーヒータイム:今朝の空をもう一度(朝日リポート)
- アフタヌーン:キーワードランキング、変化を追跡
- イブニング:ソラヨミFeedback(ソラヨミリポート)
- ムーン:振り返りリポート、動画リポート徹底分析、リポート009、天気変動プレイバック
これらを意識したリポートは、実況に比べてクオリティ重視が良いと考えます。
クオリティ重視とは、実況に比べてコメントを詳しく書くことです。ただ長くするのではなく、お天気ワードをたくさん散りばめて文章を作るのがおすすめです。
そうすることで、キーワードランキングなどクイズコーナーでヒントリポート採用もあります。ムーンの振り返りなどは、やはりコメントの良いものが選ばれると考えられます。
つい珍しい現象を見ると「彩雲です!」のような短いコメントで終わらせがちですが、実況を狙うのでなければ、一呼吸おいてからじっくり文章を作りましょう。
また動画リポートを撮っておくのも良いでしょう。ムーンに向けて、その日を象徴すると思われる現象を見たら、動画でも収めた上で、コメントをよく考えてから送ると良いと思います。
たとえば、これは昼に撮影したものですが、ムーンの「天気変動プレイバック」で採用となりました。実況も狙いつつ、風の強さがわかるように工夫したリポートでした。
ライフスタイル
続いては紹介されることが多い「ライフスタイル」リポートについてまとめました。天気リポートとはポイントが異なる部分もあるので、工夫しながら送ってみましょう。
気象・季節に関連させるコメントで工夫を
ライフスタイルリポートとは、文字通り私たちの生活に関するリポートのことです。自由度の高いリポートで、送る分にはどんな内容でも送って良いものです。
ただし採用を狙うなら、気象や季節などと関連させるコメントを入れる、など工夫が必要となります。
わかりやすいもので言えば、夏が近づいて冷やし中華など冷たいものを食べた、などのリポートは採用されやすいでしょう。その際にも、コメントには体感を入れるなどする方が採用されやすいです。
あまり関連させにくそうな食べ物であっても、食べて暑かったなど、実況をリポートすることは可能です。
またライフスタイルでは「珍しいもの」「新商品」が採用されているように見えます。しかし身の回りに珍しいものはそう多いはずがなく、すぐにネタ切れしてしまうのが見えています。
身近にあるものでも、季節と関連させる・コメントを工夫するなどすれば、手堅く採用されます。長い目で見れば珍しいものを追いかけるより、コメントを磨く方が良いリポートを送れると考えています。
その他にも、「今日は何の日」リポートを送ることがおすすめです。ウェザーニュースLiVEでは、その日にちなんだトピックやリポートを紹介することが多いです。
私の例だと、「食育の日」に野菜の芸術作品を動画でリポートする、というトリッキーな方法をとったこともあります。これはかなり狙って送ったものですが、狙いやすいリポートと言えます。
番組の雰囲気やトレンドを読み取る
ライフスタイルは全て気象や季節に結びつけるのは、確かに難しいことです。そのため、必ずしも関係しないリポートであっても採用される可能性はあります。
採用を狙うためには、番組をよく見ておくというのは1つの手だと思います。
番組は警戒度を青、黄、赤の3段階で示していますが、通常の青色か警戒度を上げた黄色かで取り上げるライフスタイルリポートの種類も若干異なってきます。
黄色の時は番組の緊張感も高いので、ライフスタイルコーナーは”癒し”に特化したものが多くなります。
私も黄色帯の時に、ランタンの動画を送って採用されたことがあります。
一方で青色の際には、癒しももちろんですが、面白いリポートを送って採用される可能性が出てきます。楽しい雰囲気の放送ですので、笑えるリポートも採用されることが多いです。
さらに番組内で急きょリポート企画が立ち上がる時があります。最近では「月と◯◯」リポートと言う、満月と何かを撮影する企画がありました。
ここでも少しおふざけ要素を込めたリポートで採用されました。乗れそうな企画があれば、送ってみるのも良いと思います。
ライフスタイルではありませんが、アプリ内のソラミッションリポートも番組で紹介されることがあります。こちらはアプリがメインなので、そこまで紹介数は多くない印象です。
アプリ内「いま注目の空の写真」でもリポートが紹介されますが、それとは別に番組ではリポートが選ばれることが多いです。
そしてどちらかと言うと、アイデア重視のリポートが選ばれている印象です。面白いアイデアが浮かべば、採用の可能性はあると思います。
得意分野を作る、個性を出しやすいのがライフスタイル
ライフスタイルはなかなかネタが増やせないと思うかもしれません。しかしコメント次第で同じネタでも繰り返し使うことは可能だと考えています。
写真や動画がほとんど同じでも、コメントが新しい・タイミングを合わせるなど工夫をすれば繰り返し採用は狙えます。
天気の項目で述べた「定点観測」的な視点は、ライフスタイルでも入れることができます。日々の繰り返しの営みの中にも、天気や季節の変化を感じることが、ウェザーリポートの1つだと思います。
私自身、コーヒードリップの動画を数え切れないほど送っています。そして採用も10回以上あるため、繰り返し送ることは可能であると思います。
そして繰り返し送るものは、自分の中の定番の武器になります。定番を持っておくと、なかなかネタが思いつかない時に、力を発揮することができます。
繰り返し送るものはきっと好きなものなので、得意なものでリポートを送っていくと、長く続けることもできるでしょう。
まとめ
今回はリポートの楽しみ方について、そして質を高めて採用を目指す方法について紹介していきました。送り方には色々な工夫があることを、お伝えできたのではないかと思います。
私の実体験として、リポートの質を上げるようになってから採用は増えたように思います。
最後に念押ししておきますと、リポートの楽しみ方は人それぞれです。今回紹介した楽しみ方が正しい、とか正しくない、ということはありません。
ただリポートの質を上げようと思うと、自然と気象や季節のことに関心が向くようになります。以前より天気や周りの自然に目を向けるようになって良かったな、と私は思います。
避けた方が良いことは、”採用にこだわり過ぎること”です。採用はあくまでモチベーションの1つとして、楽しくリポートできることが何よりだと思います。
採用にこだわって送るより、確実に良いリポートを送る方が自分にとってもウェザーニュースさんにも良いことだと考えます。
少しでもリポーターの皆さまのリポートライフが楽しくなることを願っています。
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